【カントン包茎の治療の流れ】相談から術後までの注意点

カントン包茎と呼ばれる状態になってしまうと、包皮の一部や亀頭が腫れてしまうことによって最悪の場合皮膚の一部が壊死してしまう可能性があります。
ですので、心当たりがある場合には一刻も早い治療を必要とすることを覚えておくようにしましょう。
治療を行うにあたっては、相談から術後までの間に守っておくべき注意点がいくつかあります。
これを守らないと、後々トラブルを引き起こしてしまうことにもなります。
ですので、医師から言われたことについてはしっかりと覚えておくようにしましょう。
ただ、治療自体はそこまで難しいものではありませんのでポイントを覚えておけば大丈夫です。

カントン包茎での治療の流れ

カントン包茎は、包茎治療を専門とするクリニックや外科などで治してもらいます。
治療方法は、基本的には手術を行って治していきます。
ただ、大がかりな手術を行うというわけではありません。
多くの場合は日帰りでの手術も充分に可能ですので、そこまで身構える心配はないでしょう。
治療の流れとしては、まずは包茎を専門にする病院やクリニックに行って相談をします。
そして、相談を基にカントン包茎の状態を確認して手術をするかどうかを判断するという流れです。
術式の名称は病院やクリニックによっても異なりますが、代表的な術式には複合曲線作図法と呼ばれるものがあります。
この手術では、余分な包皮を切除することでカントン包茎を解消していきます。
この手術を受けるメリットとして言えるのは、包皮を切除するラインを亀頭のカリの部分で隠す点がいえます。
そうすることにより、傷跡を目立たなくして仕上がりを自然に見せることが可能です。
それから、この手術では性感を得るのに欠かせない裏スジを残せます。
性行為をスムーズに行えるメリットもあり、術式の主流になっています。
手術の時間は少し長めですが、その分患者に配慮されていることがメリットです。

カントン包茎の手術を考えるときに想定されること

カントン包茎の手術を受けるかどうかを悩む患者は少なからずいますが、この状態を放置していると鬱血している亀頭の一部が壊死して性行為がうまくいかなくなる可能性がありますので、もしも成長期を過ぎてもカントン包茎のままであるならばできるだけ早めに治療を受けておいたほうが良いでしょう。
また、カントンの状態でなくても包皮口が狭い場合には後でカントン包茎になってしまう可能性は考えられますので、こちらも早めに治療をして解決を目指すようにします。
手術の際の痛みは、局所麻酔をかけることで軽減されます。
術後に麻酔が切れると痛みを訴える人はいますが、医師から痛み止めが処方されますのでそれを飲んでいればあまり気にすることはないといえます。
痛みは、医師からの注意事項を守ってさえいれば一時的なもので留まりますので、問題はありません。
ほとんどの場合は数日もあれば痛みは引いていきます。
費用に関しては、自費治療と保険適用の2種類がありこれはクリニックや病院によって異なります。
相談をするときに医師から説明をきいたうえで判断できます。

自費治療と保険適応のどちらもそこまで差があるわけではありませんが、評判のいいクリニックを選びましょう。

治療時や術後においての注意点を覚えておこう

カントン包茎の治療で気を付けることは、まず治療自体は日帰りでも可能ですが抜糸や包帯などをとるなどの目的で何度か術後に通院してもらうことになりますので、これは覚えておくようにしましょう。
治療中のトラブルに関しては通常はほとんど問題はありません。全くトラブルが発生しないわけではないですが、腕の良いクリニックであればアフターフォローも充実していますので、評判の良い医師選びを事前にしっかりと行うことが重要です。
術後には、ある程度の行動制限がつきます。まずは入浴は手術を受けた翌日から軽めであれば可能です。
仕事に関しては身体をあまり激しく動かさないものであればできます。
ただ、旅行は抜糸がすむまではできるだけ避けておくようにします。
手術から抜糸までは大体2週間くらいが目安ですので、その間は無理な運動はしないことがトラブルを避けるために重要です。
特にやってはいけないことは、股間に負担がかかりやすい柔道や乗馬などです。
性行為は、術後1か月くらい経過しないと再開するのは難しいですので気を付けるようにしましょう。
亀頭の状態が落ち着いてくるまでには、最大で2か月から3か月くらいはかかりますので、様子を見ながら行動しておくことが大事です。

まとめ

カントン包茎は、デリケートな部分ということもありその状態になっても誰かに相談しにくいものです。
しかし、現代の医学では充分にしっかりとした治療を受けられますので、困った時にはまずは包茎手術を専門とする医師に相談しておいたほうが良いといえます。
インターネットなどでは、カントン包茎の治療に対する誤解もみられますが、その点も医師に相談して不安を解消しておきましょう。
信頼できる医師のもとで治療を行えば、見た目を良くすることは十分に可能です。
また費用面でも保険がきいているところであれば、安い治療費で済みます。
あとは、医師から言われたことを守り術後のトラブルを引き起こさないように慎重に活動しましょう。